「暑い暑い夏がやってくる」(平成20年7月03日更新)
around 50
6月29日に50歳になった。
何とも信じられない。長女は歯科衛生士の専門学校で学び、次女は大学3年生で、早、就職活動に備えて勉強している。高2の三女が、一番お気楽にアルバイトに精を出し、小5の長男は土・日はほとんどサッカーの試合、練習と汗を流している。
妻は、後援会活動をサポートしながら、子供たちの未来と現在に夢を託しているのだろうか。
私は、財政委員長として第2回定例会を、新銀行東京の“その後”と物価高騰にともなう契約のあり方を改革すべく、工事請負契約に単品スライド条項の適用を実施させるべく取り組んできた。
この7月には財務局に検討委員会が設置された。高騰著しい鋼材、燃料油などの対象資材の価格上昇に伴う増額部分のうち、対象工事費の1%を越える額を6月16日から「単品スライド条項」を適用させたが、さらに銅材などの高止まりをしている資材への適用も求めていきたい。
7月は、各町会の盆踊り、好例の大山阿ぶり神社への登山参拝、そして、来年夏の3度目の都議会選挙に向け、各地区で、きめ細かく都政報告会を開いていきたい。
本来ダイナミックな都政が「新銀行東京」と「築地市場への豊洲移転問題」で少々、萎縮しているように思う。
石原慎太郎知事の北京オリンピックへの出席には心配もある。
しかし、目の前の解散総選挙に焦点をあてた論争に国民はあきあきしているだけに、私たち都議会が国政をもリードする政策を勇気をもって実現していかなければならない。東京都の財政を立ち直らせた石原知事と私たちだから今やらなければならない。
さぁ、梅雨明けとともに暑い暑い夏がやってくる!
ふるあめりかに袖はぬらさじ
文学座の昭和47年初演杉村春子が主役芸者お園を演じた「ふるあめりかに袖はぬらさじ」(有吉佐和子作)坂東玉三郎主演で帰ってきた。その「ふるあめりか‥‥」が、東劇でシネマ歌舞伎として上映されている。舞台が四幕仕立てで、途中10分の休憩を入れ見ることができる。この舞台の様子を役者の表情も豊かにアップの迫力で、玉三郎の魅力をHD高性能カメラで、歌舞伎座の客席にいるよりも、より迫力と臨場感で存分に楽しむことができる。
岩亀樓の遊女亀遊は、米国商人イルウスの無理な指名を固辞し、自害する。
この「亀遊の死」が攘夷派の都合のいいようにまつりあげられ「本邦婦女列伝にも記さるべき烈婦(亀勇)」とされてしまう。遊女亀遊と通辞(つうじ)藤吉のかなわぬ恋と、幕末開国へと向かう時代背景とともに、岩亀樓主人の商魂のたくましさと芸者、遊女たちの時代を生き抜く力強さ、尊皇だ、佐幕だと烈婦亀勇の間でくり広げられる侍、浪人たちのなんと滑稽なこと。庶民の生き生きとした姿と国の為に死に場を捜し右往左往する侍たちの姿の対比がおもしろい。配役も、物語の進行役となる主演芸者お園の玉三郎の円熟味をました「艶(えん)」、通辞藤吉の中村獅童の「誠」、遊女亀遊の中村七之助の「儚む(はかなむ)」、主人中村勘三郎演じる「笑(しょう)」、米国商人イルウス演じる坂東彌十郎の「蛮(ばん)」などが、庶民の文化の力強さと悲恋をみごとに描く娯楽歌舞伎となっている。
折しも、6月27日、アメリカが北朝鮮の「テロ支援国家指定」の解除を議会に通告した。
『露(つゆ)をだに いとう倭(やまと)の女郎花(おみなえし) ふるあめりかに袖(そで)はぬらさじ』
ブッシュ大統領は任期がいよいよ数ヶ月と迫り、何としても外交上の成果を示す為の、この度の解除とも言える。
拉致被害者の救出、「圧力」と「対話」が崩れテロとの戦いは放棄された。
爆破された北朝鮮の核施設にある冷却塔のテレビを通しての映像と、国家が守るべきは国民と「生命」の「安全」である、その基本が爆破されたされたことがダブって見えた。
『ふるあめりかに袖はぬらさじ』
今、日本のリーダーに求められているものは何か!
遊女亀遊に聞いてみたいと考えるのは私だけだろうか。










